嵐が現国立競技場でのラストライブで7万人を熱狂させた!

嵐が昨日21日、東京・国立競技場で前人未到の6年連続となる単独ライブを行った。

ファン投票による人気曲を中心とした全35曲を披露し、7万人を熱狂させた。
2020年東京五輪に向け、来夏から改修工事が行われるため、現在の国立競技場で開催されるラストライブ。
同所を舞台に活躍してきた5人は、東京五輪参加への夢も膨らませた。
22日も同所で行う。

今や、国立の風物詩。
嵐が6年連続、同所でのライブを行った。
暦の上では23日から秋だが、季節も忘れるほどに国立が熱く燃えた。


爆音と同時に5人がステージに登場。

7万人の興奮が渦巻く中、松本潤くんが「会いたかったぜ、国立! 宣誓、今から俺たちは7万人を幸せにします。ついてこいよ!!」と叫ぶ。

二宮和也くんも「嵐が来たぞ! 嵐の夏は終わらないぞ!!」と笑顔を見せた。


昨年から開催されたファン投票によるシングル、アルバムオリジナル、カップリングの各部門の人気10曲を中心に披露する「アラフェス」と銘打たれたお祭りライブ。
5人は人気曲の連続でファンを熱狂させた。


特別な思いを込めた6年目だ。
国立競技場は東京五輪のメーン会場となるため、来夏から19年3月末(予定)まで改修工事が行われる。
現存の国立でのラストライブ。
嵐が最後のアーティストだ。

櫻井翔くんは「愛着ある場所が最後になるのはさみしい。08年の最初のライブで登場したときの景色は忘れられない」としみじみと語った。

半面、野望も広がる。同所の“看板アーティスト”として東京五輪へのつながりだ。
櫻井くんが「僕らが聖地と呼んでいいのか分からないけど、聖火台を6年間見ながらやってきた。7年後に何らかの形で参加できたら」と思いをはせた。

ライブではレーザー装置を操る松本くんが、光線を大型スクリーンに当てると五輪のマークが浮かび、聖火台に当てると火がともる演出も。
観賞していた日本オリンピック委員会の竹田恒和会長や、メンバーと親交のある柔道の野村忠宏氏、水泳の北島康介選手ら五輪戦士を感動させた。


火柱、噴水、花火2500発、3万個の風船など壮大な仕掛けも満載。夢と希望を与える5人が、圧倒的な存在感を輝き放った夜だった。


国立競技場の改修工事に伴い、気になるのは来年以降の夏ライブ。
現状で何も決まっていないが、松本くんは「夏のイベントはできたらいいですよね」と続行を希望した。

二宮くんは「私の県に来て、と呼んでもらえたら面白い。(都道府県は)47もあるんだし」と提案。

相葉雅紀くんは「国立競技場が新しくなっても、みんなで楽しい時間を過ごせたらいいなと思う」と新競技場でのライブを希望し、大きな拍手を浴びていた。

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